「インスタって、結局アルゴリズムでしょ?」
そう思っている人、多いかもしれません。
でも、2024年〜2025年にかけてInstagramは大きく進化し、
これまでの“伸ばし方”が少しずつ通用しなくなってきています。
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リールは2秒ごとの場面切り替えが基本
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トークリールが注目され、フィードにもBGMをつけられるように
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「ストーリーが一番重要」と言われ、発信の重心が変化
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AIの進化により、ハッシュタグを大量につける時代は終わりつつある
つまり、アルゴリズム“だけ”では伸びない時代になっているということ。
実際、私のもとに相談に来る方の多くは、
運用そのものは続けているのに、「なんで伸びないのか分からない」と悩んでいます。
そして共通しているのは──
“土台”が整っていないまま、投稿だけを頑張っているということ。
フォロワーを伸ばすには、実はもっとシンプルで本質的なことが大事なんです。
この記事では、そんな“伸びるアカウントの土台”を整えるための5つのヒントを徹底解説します。
インスタの運用:今と過去はこんなに違う
比較ひょう入れる
インスタの変化に、振り回されていませんか?
インスタは“時代が進化している”というよりも、
アップデートによって主流がどんどん変わっていくSNSです。
「今はリールだ!」「やっぱりトークリール!」「BGMつけると伸びる!」
「ハッシュタグは少なめがいいらしい」「次はストーリーが勝負!」
そんなふうに、毎月のように“これが正解”が変わっていきます。
その結果、
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どうすればいいか分からなくなる
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以前は伸びていたのに、急に反応が止まる
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情報に振り回されて疲れてしまう
…なんてこと、ありませんか?
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でも、ちょっと考えてみてください。
どれだけInstagramの機能や流行が変わっても、
どんなSNSが新しく登場しても、
実は「今も昔も変わらないもの」があります。
それが、次の3つです。
「届けたい相手」
「伝えたい価値」
「必要とされる投稿」
この3つは、Instagramだけでなく、
プラットフォームが変わっても、売る商品が変わっても、揺らぐことのない**“発信の軸”**です。
この3つがしっかり言語化されているかどうかで、
アカウントが「ただ投稿しているだけ」なのか、
「ちゃんと“伝わる”発信になっているのか」が決まります。
これこそが──
**“伸びるアカウントの土台”**なんです。
フォロワーを伸ばす5つのヒント
①ターゲットを知る
「誰に向けて発信しているのか」が明確になっていないと、
どれだけ投稿しても届きません。
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年齢、性別、ライフスタイル
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インスタを見るタイミングや目的
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「どんな悩みで検索しているのか?」を想像する
これらをイメージすることは、マーケティングで言えば
「カスタマージャーニー(=お客さんが投稿にたどり着くまでの流れ)」を考えることでもあります。
カスタマージャーニーの図入れる
検索から来た人と、リールで流れてきた人では、響く言葉や構成が違います。
今この人はどこにいて、どんな気持ちで投稿を見てるのか?
それを想像して言葉を選ぶことが、届ける発信の第一歩です。
実際に「悩みの声」を拾うには?
以下のような場所で、リアルな検索キーワードや悩みの声を調べるのが効果的です。
プラットフォーム | 使い方のポイント |
---|---|
Google検索 | キーワードを入力して、検索候補(サジェスト)をチェック。例:「インスタ フォロワー 伸びない 理由」 |
ラッコキーワード | 検索ボリューム・関連キーワード・悩みワードが一括で見られる無料ツール。SEOにも強くなれる◎ |
Yahoo!知恵袋 | 初心者の悩みがそのまま載っている宝庫。「インスタ 投稿 見られない」などで検索 |
X(旧Twitter) | リアルな声が流れてくる場所。「インスタ 伸びない」などで検索し、生の悩みを拾う |
YouTubeコメント欄 | 初心者向け動画のコメント欄には「知りたいこと」「つまずき」が書かれている |
ここで見つけた“リアルな悩みの言葉”を、そのまま投稿キャプションに使ってみましょう。
「まさにそれ!」と思ってもらえる投稿になります。
②ネタがない
「何を投稿したらいいか分からない」「もうネタが尽きた…」
そう感じている人の多くは、“自分で発信のハードルを上げすぎている”ことが多いです。
❌ よくある勘違い:
有益じゃないと意味がない
実績がないと説得力がない
誰かの役に立てる自信がない
でも実際は、感情の動き・失敗談・発信スタンスなどが一番共感されることも多いんです。
✅ ネタとして有効なのは?
過去の失敗談や葛藤
トラブルから得た気づき
小さな成功体験の裏側
今のリアルな迷いや発信のスタンス
さらに、「1投稿に全部詰め込む」のも継続できない原因。
テーマを1つに絞って、視点を変えて繰り返すのがコツです。
③フォロワーが“本当に望んでいること”を知る
投稿内容が「伝えたいこと」だけになっていませんか?
本当に届く投稿とは、「読んだ人が欲しい情報」「感じたい未来」を届けられる内容です。
❌ よくあるパターン:
「今日はスタバで作業♪」だけの自己報告
商品のスペックばかり並べる紹介投稿
✅ 刺さる投稿の特徴:
読者の悩みにリンクしている
小さな気づきや過程を共有している
未来が想像できるような表現がある
📌ジャパネットたかたの高田社長の有名な例:
一眼レフのスペックを語らず、「毎年1枚ずつ撮って、20歳になった子どもに贈る」話でカメラを売った。
人が動くのは、機能ではなく“未来の感情”です。
「これで悩みが解決できる」
「私もこうなりたい」
そんな未来の気持ちを想像できる投稿こそ、フォロワーの心を動かします。
📚もし「どう言えば届くの?」をもっと学びたい人へ
発信に活かせる“伝える力”の基礎が学べるおすすめの2冊👇
『伝えることから始めよう』(高田 明)
▶ 感情・価値ベースで伝える力を学べる
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『ザ・コピーライティング』(ジョン・ケープルズ)
▶「売れる言葉の型」を体系的に学べるバイブル
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(※ここにアフィリリンク入れると収益導線になるよ◎)
④発信を“継続”する
「発信が大事なのは分かってる」
でも、それでも続けられない人はめちゃくちゃ多いです。
実際に多くの人がつまずくのは、こんな理由👇
📉 継続できない理由ベスト5
時間がない
ネタがない
反応がない(心が折れる)
隣の青芝現象
目的があいまい
ここでは、この「続けられない5つの壁」を1つずつ“ぶして”いきます。
① 時間がない
「投稿しなきゃ…でも今そんな時間ない…」
これはよくあるけど、実は原因は「時間がない」ことじゃなくて、
投稿に時間をかけすぎてることがほとんど。
✔ 対策ポイント:
「70点で出す」を習慣化。完璧より“続けられる”が勝ち
Canvaテンプレを作っておく/使い回す
投稿アイデア出しはChatGPTなどAIに頼ってOK
投稿予約ツールで“時間のない自分”を救う!
💬「今日ムリかも…」と思っても、昨日の自分が仕込んだ予約投稿が上がってる。
これが継続の仕組み化💡
② ネタがない
ネタ切れの裏には、だいたいこの3つ👇
ハードルを上げすぎてる(=有益じゃなきゃダメ)
1回の投稿に詰め込みすぎて、自分でしんどくしてる
自分の経験やスキルを過小評価している
「こんなことで投稿していいんかな…?」
「もっとすごい実績がある人しか出しちゃダメなんじゃ…?」
そんなふうに感じてしまって、投稿が止まる人、めちゃくちゃ多いです。
でも実際は──
“等身大の気づき”にこそ、共感が集まるんです。
✔ 対策ポイント:
過去の失敗、葛藤、小さな気づきも立派なネタ
投稿テーマは1つに絞る/視点を変えて同じ内容を複数に割る
「自分にとって当たり前=誰かにとってめっちゃ役立つ」ことがある
💬 ネタが“ない”んじゃない。
「出してないだけ」「気づけてないだけ」なことがほとんど。
だからこそ、自分の過去・小さな成長・ちょっとした失敗こそ、
いちばん価値のある発信材料なんです◎
③ 反応がない(心が折れる)
「いいねが少ない」「保存もされない」「閲覧数も伸びない…」
SNSで“手応え”がないのって、ほんましんどいですよね。
でも、それって最初は当たり前なんです。
✔ 覚えておいてほしいこと:
反応は「後から」ついてくるもの。
見られない時期に「積み重ねてる人」こそ、あとでグッと伸びる。
保存・シェアされてる投稿ほど、表面的な反応は少ないことも多いです。
📌最初のうちは、「発信ジャンルが定まっていない」「AIにまだ認識されていない」ことで
投稿が届きにくいのもよくあること。
▶ じゃあ、どうすればいいの?
まずは“ジャンル認定”につながる土台作りを意識してみましょう👇
一貫した内容で、定期的に投稿を続ける
同ジャンルの人を20〜30人フォロー
アカウントを「そのジャンルの情報に集中」させる
コメントを待つのではなく、自分から挨拶・交流していく
これらを最低3ヶ月続けることで、InstagramのAIに
「この人は〇〇ジャンルで有益な発信をしている」と認識されやすくなります。
すると、あなたの投稿が“おすすめ”に載りやすくなったり、
似たテーマを求めているユーザーに届けられやすくなったり。
つまり、“反応がくる流れ”が自然と作られていくんです。
💡ジャンル認定については、また別記事で深掘り予定ですが、
まずは「今反応がなくても焦らなくていい」と知るだけでも、心がラクになります◎
④ 隣の青芝現象
「あの人、すごいスピードで伸びてる…」
「なんか、自分の投稿が全部ショボく見える…」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
SNSを見ていると、どうしても人と比べて落ち込むことがあります。
でも、それって仕方ないことなんです。だって──
他人の投稿=編集された“ハイライト”
自分の今=リアルな“制作途中”
それだけじゃなく、
スタート地点も違う
歩いている道も違う
目的地も、そこにたどり着くスピードも、人それぞれ
なのに、私たちは表面的な部分だけを見て、自分をジャッジしてしまいがち。
📌 でも本当は、
他人の投稿は「情報」として参考にする
でも、そこに感情を乗せない
この切り分けができると、心がぐっと軽くなります。
私自身、過去はこれができなくて、
「感情と作業がごちゃ混ぜ」になって、
感情のアップダウンにエネルギーを使い果たして、
発信どころじゃなくなったこと、何度もあります。
この現象は、特に「目的がふんわりしている人」によく起こります。
だからこそ、
自分の“原点”に立ち返ること。
「なぜインスタをやるのか?」「いつまでに何を達成したいのか?」
一度、言語化してみてください。
💬そして意外なことに、
「他人をうらやんでいる自分」も、
誰かから見たら“青く見えてる存在”だったりします。
比較にエネルギーを使うより、自分の今日を積み上げよう。
感情と行動を切り離すことが、継続する力につながります◎
⑤ 目的があいまい
なんとなく始めても、もちろんOKです。
実際、みんながみんな、最初からすごく強い目的や目標を持ってるわけじゃありません。
私だって、インスタに最初に取りかかったのは「興味本位」でした。
それが「発信が仕事になるらしいよ」って話を聞いて、
「え、私でもやれるの?」って思ったのが始まりでした。
でも、いざ「発信を続けよう」と思ったときには、
“地図”を持った方が圧倒的に進みやすい。
自分はどんな目的で発信しているのか?
インスタを通じて、何を得たいのか?
自分の発信で、誰を助けたいのか?
そして、その人にどうなってもらいたいのか?
これを言語化することは、
発信にブレが出たり、迷走したり、モヤモヤしたときに必ず必要になります。
壁にぶつかったとき、原点に立ち返れる“道しるべ”になるからです。
✔ そしてこれは何度繰り返してもOK。
途中で止まっても、やり直しがいくらでも効くのがインスタのいいところ。
でも、発信は「継続が鍵」。
どうせなら、最短で“自分の望む場所”にたどり着けた方がいいに決まってます。
📌 だからこそ──
しっかりと自分の“地図”を持つこと。
そして月に一回は振り返りの時間をとること。
そうやって、自分の中に「なぜやるのか?」という理由を叩き込んでいくことで、
ブレない自分を作ることができます。
覚悟が決まった人は、まっすぐ突き進めます。
周りの動きも、誰かの芝生も、だんだん気にならなくなっていきますよ。
壁になる原因 | よくある状態 | 解決のヒント |
---|---|---|
時間がない | 投稿が負担/毎回時間がかかる | 70点で出す・予約・AI活用 |
ネタがない | 実績がないと出せないと思ってる | 等身大の経験・感情も刺さる/テーマ絞り |
反応がない | いいねゼロ・保存されない | 初期は当たり前/ジャンル認定がカギ |
隣の青芝現象 | 他人と比べて凹む | 感情と作業を切り分ける/目的に集中 |
目的があいまい | なぜやってるか分からなくなる | 自分の“地図”を言語化/月1振り返り |
「ここまで読んだけど、やっぱり一人じゃ整理できない…」と感じたら。。。
発信って、知識も大事だけど、「今の自分に必要なことが何か」を一緒に整理できる人がいると、
グッと進みやすくなります。
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